事案内容:親権
依頼者:40代の男性(会社員)
相手方:30代の女性(会社員)
結婚歴:16年
子ども:3人

1 夫婦の状況

依頼者は、妻が子どもを置いて家を出ていったことにより、夫婦別居の状態となりました。
別居後、妻の不倫・浮気を疑っていた依頼者が探偵事務所に調査を依頼したところ、案の定、妻が同僚の男と不倫・浮気をしていることが判明しました。

2 相談・依頼のきっかけ

その後、妻の側から子どもの親権を主張し、離婚調停を申し立ててきました。
依頼者は、申し立てられた離婚調停への対応と、不倫・浮気相手の男に対する慰謝料請求について、当事務所にご相談・ご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、ご依頼後、速やかに、離婚調停の手続への対応と、不倫・浮気相手の男に対する慰謝料請求の訴訟の提起に着手しました。

離婚調停では、子どもの親権を主張するとともに、養育費と不倫・浮気による慰謝料の支払を請求する方針で進めました。

また、不倫・浮気相手の男に対する訴訟では、責任を否認する男に対し、探偵事務所の調査報告書などの証拠を提出するとともに、男の責任を追及する法的主張を展開していきました。

4 当事務所が関与した結果

当事務所の弁護士による対応の結果、不倫・浮気相手に対する訴訟では、160万円の慰謝料を支払わせる内容の裁判上の和解を勝ち取り、支払わせることに成功しました。

また、離婚調停では、子どもが依頼者との生活を希望していること、依頼者のもとでの生活が安定していることなどが評価され、依頼者が親権を得ることに成功しました。
さらに、妻から依頼者に対し、適正額の養育費を支払わせる内容の合意を取り付け、調停離婚の成立に至りました。

5 解決のポイント(所感)

妻が子どもを置いて家を出ていった事案では、夫が親権を獲得できる可能性が十分にあります。
しかし、妻から親権について強く抵抗されることが少なくありません。
離婚の事案を得意とする弁護士のサポートのもとに、慎重・確実に調停手続に対応していくことが大切です。

6 お客様の声

担当弁護士の方には、大変お世話になりました。
相手方とのやり取りの対応も早く、質問にも理由付きで教えて頂きました。
最初から最後まで納得のいく結果へ進めて頂いた事に安堵しかありません。
大変感謝致します。
スタッフの方も何人も居ますが、全員、丁寧な対応で良かったです。
何も無いのが一番ですが、万が一、何かあった時には、またお世話になりたいです。

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