当事務所では、離婚に関する多数のご相談・ご依頼を取り扱っております。
その中で、主婦が当事者の離婚に関するご相談・ご依頼も少なくありません。
主婦からのご相談・ご依頼をいただくケース、男性からのご相談・ご依頼で妻が主婦というケース、いずれも多いです。
主婦には、家事や育児に専念される方もいらっしゃれば、パートなどをしながらの主婦という方もいらっしゃいますが、夫が外で働き、妻が主婦というスタイルの夫婦は少なくないため、主婦が当事者の離婚問題も多いのです。
このページでは、主婦が当事者の離婚のポイントを解説させていただきます。
1 離婚における8つのポイント
まず、①相手方が離婚に同意しているかどうかで、離婚そのものが争いとなることもあります。
ご夫婦に子どもがいる場合には、②親権者、③養育費、④面会交流についての取り決めを考える必要があります。
夫婦のいずれが子どもの親権者となるかを定めなければ、離婚を成立させることはできません。
養育費および面会交流については、子どもの健全な育成のためにも、しっかりと考えていかなければなりません。
また、夫婦でいる間に財産ができた場合には、⑤財産分与について検討していくことになるでしょう。
離婚の原因が不倫・浮気やDVといったケースでは、⑥慰謝料の問題が出てきます。⑦年金分割の問題もあります。
これらのお金の問題についても、今後の生活に関わるものですから、しっかりと考えていく必要があります。
さらに、別居した場合には、主婦が当面の生活を支えるための⑧婚姻費用分担請求が問題となってきます。
そして、主婦の側では、再就職も考えていくことになるでしょう。
2 離婚の手続
離婚の手続は、まずは夫婦間の協議(話し合い)による解決を目指すのが通常です。
協議がまとまらない場合には、家庭裁判所に離婚調停を申し立てます。
離婚調停では、中立の立場の調停委員が仲介者となり、離婚の合意に向けた話し合いが行われます。
調停でも合意に至らない場合には、家庭裁判所に離婚訴訟を提起することとなります。
離婚訴訟では、夫婦双方の主張内容や証拠資料をもとに、裁判官が離婚の可否や条件を判断します。
3 弁護士にご相談ください
このように、離婚に当たっては、ご夫婦の状況に応じて、多くのことを同時に考えて対処していかなければなりません。
まずは離婚問題に詳しい弁護士にご相談いただき、アドバイスを受けるのがよいでしょう。
そして、ご自身で対応するのが不安であると思われる場合などには、弁護士に依頼することもご検討ください。
当事務所の弁護士は、離婚に関する多数のご相談・ご依頼実績があります。
離婚問題でお困りの方は、お気軽に当事務所にご相談ください。
離婚問題に強い弁護士が、親身になって対応させていただきます。