事案内容:面会交流
依頼者:30代の女性(会社員)
相手方:40代の男性(会社員)
結婚歴:13年
子ども:2人
1 夫婦の状況
依頼者の不倫・浮気が夫に発覚したことをきっかけに、夫が子ども2人を連れて家を出る形で別居に至りました。
子ども2人が夫のもとで暮らす形となったため、依頼者は子ども2人の親権や面会交流について頭を悩ませていました。
2 相談・依頼のきっかけ
依頼者は、子ども2人の親権や面会交流のことを心配されてご相談いただき、弁護士に依頼してきちんと解決したいとのことでご依頼いただきました。
3 当事務所の活動
当事務所の弁護士は、依頼者が子ども2人の親権について第三者(裁判所)の目で見て適正な解決を図りたいと希望されたため、速やかに離婚調停を申し立てました。
また、当事務所の弁護士は、依頼者が思うように子ども2人との面会交流をさせてもらえない状態であったことから、子ども2人との面会交流を求める調停を併せて申し立てました。
4 当事務所が関与した結果
子ども2人の親権については、家庭裁判所調査官による調査の結果、子ども2人が夫のもとで暮らしており、生活が安定していることなどから、「夫が子ども2人の親権者として相応しい」との意見が示されました。
そこで、子ども2人の親権者を夫とすることを前提に、面会交流の実施についての調整を進めていきました。
当初は面会交流の実施に関して依頼者と夫とで考え方の相違があり(日程の調整、子どもと会う回数、宿泊の有無など)、お互いから不満が出される状況でしたが、調停期日間に面会交流の実施を重ねて少しずつ調整を進めたうえ、財産分与、慰謝料、年金分割などについても合意をすることで、調停成立に至りました。
5 解決のポイント(所感)
子どもの親権や面会交流という深刻な問題を抱え、調停成立までには多くの困難がありましたが、解決に至ったことで、依頼者も安心されたようでした。
6 お客様の声
一人では分からない事も多く、依頼させていただき心強かったです。
ちょっとした事でも電話などで答えていただき不安が少なく進む事ができました。