婚姻費用の金額は、夫婦間の合意により決めることができます。
その際には、裁判所が作成した算定表を参考にするとよいでしょう。
算定表では、子どもの有無・人数・年齢と、夫婦それぞれの年収額に応じて、婚姻費用の相場の金額が示されています。
1 【早見表はこちら】
■夫婦のみの表
■子1人表(子0~14歳)
■子1人表(子15歳以上)
■子2人表(第1子及び第2子0~14歳)
■子2人表(第1子15歳以上,第2子0~14歳)
■子2人表(第1子及び第2子15歳以上)
※このほかにも、様々なパターンの算定表があります。ご相談いただければ、詳しくご説明させていただきます。
調停や裁判では、算定表をベースに婚姻費用の金額が判断されるのが通常です。
2 標準算定方式について
算定表では「〇万円~〇万円」という婚姻費用の相場の金額が示されています。
しかし、「〇万円~〇万円」の範囲の中で一体いくらが適正なのか?という問題になることも少なくありません。
正確な金額を算出するための計算方法として、「標準算定方式」というものがあります。
なお、婚姻費用の算定表は、標準算定方式による計算結果をもとに作られたものです。