事案内容:離婚
依頼者:40代の男性(自営業)
相手方:30代の女性(パート)
結婚歴:3年
子ども:なし

1 夫婦の状況

依頼者は、妻との性格の不一致などから、夫婦関係がうまくいかなくなり、妻が家を出ることで、別居に至りました。
そして、依頼者は、離婚調停を申し立てましたが、金銭面での折り合いが付かず、難航していました。
また、妻から、婚姻費用分担請求の調停が申し立てられていました。

2 相談・依頼のきっかけ

なかなか思うように進まない状況を打開すべく、弁護士に依頼して臨みたいとのことで、ご相談・ご依頼いただきました。

3 当事務所の活動

当事務所の弁護士は、妥当な支払金額を定めての早期解決を図ることを目指し、離婚および婚姻費用分担請求の調停に臨みました。
こちらが弁護士に依頼したのに対し、妻も弁護士を立ててきました。
そこで、妻の弁護士との間で、積極的に書面による主張・立証を戦わせることで、弁護士主導でスピーディに調停を進行させました。

4 当事務所が関与した結果

ご依頼から2か月足らずで、まずは相場に従って婚姻費用を月額7万円とする調停を成立させました。
そのあと約1か月で、当初請求額の約半額である50万円を、分割で支払う内容での調停離婚を成立させました。
こうして、迅速かつ適切な内容での解決を図ることに成功しました。

5 解決のポイント(所感)

うまく進まなかった調停も、弁護士主導で進行させることで、一転スピード解決に至ることがよくあります。
調停委員任せにするのではなく、弁護士が主体となって調停を押し進めることが大切であると思います。