事案内容:慰謝料
依頼者:40代の女性(パート)
相手方:40代の男性(公務員)
結婚歴:10年
子ども:1人
1 夫婦の状況
依頼者は、夫の不倫・浮気が原因で、夫との夫婦関係が破たんに至りました。
夫婦完全別居の期間は、約4年間に及んでいました。
2 相談・依頼のきっかけ
依頼者は、当事務所に相談に来られる前に、離婚調停(夫が申立て)と婚姻費用分担調停(依頼者が申立て)を行っていました。
婚姻費用分担調停については合意ができたものの、夫が不倫・浮気を認めず、金銭的な条件が折り合わなかったために、離婚調停は不成立で終了しました。
その後、夫から離婚訴訟が提起されたため、訴訟の手続への対応について、当事務所にご相談・ご依頼いただきました。
3 当事務所の活動
当事務所の弁護士は、離婚訴訟において、依頼者の手元にあったLINEのやり取りや録音データなどの証拠を精査し、夫の不倫・浮気の事実を主張・立証していきました。
また、当事務所の弁護士は、財産分与や養育費についても、適正な金額を算定し、請求しました。
4 当事務所が関与した結果
当事務所の弁護士による主張・立証活動の結果、裁判所からは、夫の不倫・浮気の事実がある前提での和解案が示されました。
裁判所の和解案の内容は、解決金330万円(慰謝料200万円+財産分与130万円)、養育費月額6万5000円の支払を内容とするものであり、依頼者および夫がこれに応じる判断をしたため、和解成立に至りました。
5 解決のポイント(所感)
本件のように、不倫・浮気による慰謝料を請求した場合に、配偶者が事実関係を否認してくることは少なくありません。
そのような場合には、証拠によって不倫・浮気の事実を証明できるかどうかが、慰謝料を獲得できるかどうかの分かれ目となります。
手元にある証拠で不倫・浮気の事実を十分に立証できるかどうかについて、まずは不倫・浮気と離婚の問題に強い弁護士に相談し、助言を受けられることをお勧めいたします。
6 お客様の声
いつも心温まる対応して頂いた事大変感謝しております。
万が一、また困った際には是非お力になって頂ければ心強いです。
本当にありがとうございました。
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