子どもとの面会交流は、子どもと会って一緒の時間を過ごすという形で行われるのが基本です。
事前に親同士が、何日の何時にどこで相手方に子どもを預け、何日の何時にどこで相手方から子どもを返してもらうかといったことを調整のうえ、実施するのが通常です。
子どもが中学生以上であるなど一定以上の年齢の場合には、子どもと直接連絡を取りながら、より柔軟に面会交流を実施していくことが可能なことも多いでしょう。
回数は、月に1回程度とされることが多いように思います。
ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始といった長期休暇などに、宿泊付きの面会交流が実施される例も多く見られます。
親と子がお互いに遠方で暮らしている場合や、何らかの理由で直接面会による交流が望ましくない場合には、テレビ電話で交流する、文通をするなどの形で面会交流が実施される例もあるほか、定期的に子どもの写真を送り、近況を報告するなどの形態がとられることもあります。
なお、面会交流の実施や方法について、親同士で意見が相違することもあります。
そのような場合には、家庭裁判所に調停を申し立て、解決を求めることとなります。